高村山荘〜高村光太郎記念館

高村山荘

高村山荘

焦土と化した東京より太田村山口(花巻市)に疎開し、冬には雪が吹き込むあばら屋で思索の生活を送ったのが高村山荘です。山荘に入る前、光太郎は旧山口小学校の宿直室で過し、地元の人々との交流を深めました。山荘は套屋(とうおく)によって保護されていますが、これは光太郎を敬慕する村人たちが一本一本持ち寄った木で建てられたものです。 厠の戸に細工した明かりとり「光」

厠の戸に細工した明かりとり「光」
※通常内部は非公開

高村山荘

わがこころは いま大風の如く 君にむかへり

高村光太郎記念館

高村光太郎記念館

高村光太郎記念館には十和田湖の「裸婦像」の原型、「大地麗」の書、妻智恵子の切り絵など約150 点が展示されています。記念館西側にある小高い丘は光太郎が好んで散策した智恵子展望台です。

高村光太郎記念館(高村山荘隣接)

岩手県花巻市太田3-85-1
電話 0198-28-3012
開館 午前8時30分 閉館 午後4時30分
休館日 平成26年12月1日〜平成27年4月中旬
※平成26年度は施設改修工事のため上記日程で休館します

入場料
大人 350円 (300円)
高等学校生徒および学生 250円 (200円)
小学校児童および中学校生徒 150円 (100円)

カッコ内は20 名以上の団体割引

※高村光太郎記念館は2013年5月15日より現所在地へ移転し、公立施設として運営しています。

花巻駅からタクシーで約25分

東北本線花巻駅から13km
東北新幹線新花巻駅から18.5km
東北自動車道花巻南I.Cから11km